音楽

2013年4月14日 (日)

やっぱりすごい! 吉田兄弟

昨日、待望の吉田兄弟コンサートに行って来ました。boutique

海外武者修行に出たり、ロックバンドと共演したり(MONKEY MAJIK モンキーマジックと共演している「CHANGE」チェンジ 面白いです)、ループステーションという機械を使って、コンサート中リアルタイムにいくつもの演じ方を録音して(しかも会場の雑音をシャットアウトして録音する優れもの)それを生演奏と合わせて多重奏にする実験をしてみたり。

吉田兄弟の挑戦は止むことなく続いています。punch

最近ではそれぞれがいろんな形で活動していて、さらに多様性を増しています。

お兄さんは「WASABI」という日本の古典楽器の演者たちとバンドを組んで学校をめぐり、子供たちに日本の伝統を伝えようとしていますし、弟さんは「HAYATE」という津軽三味線ばかりのバンドを組んで、日本中に津軽三味線の奏者を探そうとしています。

二人ともその若さに似ず、和楽器の未来を見据えているのは、幼い頃からのキャリアがそうさせるのでしょうか?think

そしてここ数年、兄弟としての活動は原点にかえって他の楽器を交えず、三味線だけの世界を追求しているようです。 二人の三味線だけで構成するコンサートで観客を飽きさせないのは、並大抵のことではないと思います。coldsweats02

というのも2月に行った「2 CELLOS(トゥーチェロズ)」のコンサートは、期待が大きかっただけに少々物足りない思いで帰ってきたからなのです。bearing

スロベニアとクロアチア出身のクラッシックチェロ奏者二人組みの若者が、マイケルジャクソンの「スムースクリミナル」をユーチューブで公開したのをきっかけに大ブレイク、エルトンジョンに認められて共演するなど瞬く間に有名になってしまいました。 この動画は本当に迫力があって面白く、まさにシャウトするチェロです。notes

2月の演目は、マイケルジャクソンはもとより、コールドプレイ、エルトンジョン、ガンズアンドローゼズ等々のカバーオンパレードで、一曲一曲はそれぞれ悪くはなかったのですが、もうひとつの感が否めませんでした。

チェロという楽器をクラッシックファンではない普通の若者たちにも浸透させた二人、しかもオーケストラの一員として演奏する確かな技術も期待して出かけたのですが、全体の構成に難があったのか、期待ほどの成果を得られず帰って来てしまいました。

かなり若く素朴で人の良さそうな彼らは、まだコンサート運営のやり方に手馴れてないのかもしれませんね。think

その点では、幼少から長いキャリアを紡いできた吉田兄弟と比べるのは酷かもしれません。

日本の民謡を下敷きに出来ている彼らの楽曲は、津軽三味線だけで演奏することもあり、素人の私にはどこか似ているようにも感じられますが、それらを上手に構成して精力的なステージに仕上げています。shine

もちろんコンサートの回数を重ねているだけあって話しも面白く、演奏も要所要所に工夫がこらしてあるのがわかって飽きさせません。

間に休憩もなく、驚くほどの速さで指を動かして弾き続けます。 手が攣っちゃうんじゃないかと思うほどです。coldsweats02

そしていつも彼らのコンサートで驚かされるのは、あらゆる年齢のお客様が男女を問わず客席をいっぱいにしていることです。

それは、彼らのお客様に対する誠実な態度がそうさせるのではないでしょうか?

力いっぱい演奏した彼らは、かなり疲れているはずなのに、最後にマイクをはずして本来の三味線の音だけで広い会場を満たします。  さらにコンサートを終えて30分もしないうちにロビーに現れて、CDを買った人も買わない人も分け隔てなく丁寧に握手に応じます。

営業のためかもしれないとはいえ、中々出来ることではないと思います。confident

彼らを見るとプロとは何か考えさせられるひつじです。aries

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